舌は火であり、不義の世界である

ある出来事を契機に、職場で悪意ある噂が飛びかい、苦しい立場に置かれている。
噂と事実の区別がつかない人達が、マッチポンプになってありもしないことを増殖しあたかも真実であるかのように吹聴して回っているからだ。
真実とは違う「(彼らが信じ込んでいる)事実」に基づいて、対策が取られようとしている。

何で、人はこんなにも簡単に他人の嘘を信じ込んでしまうのだろうか。心に入った事柄は、口から出てくる前に意図しようがしまいが、ゆがめられ、発信されるというのに。
クリスチャンでなかったら、心の平静を保つことは難しいかもしれないと思うが、
聖書の世界ではこのようなことは頻繁に取り上げられ、戒めとされている。文明のはじまり以来数千年にわたり繰り返されている愚かな人類の歴史である。


私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。
ヤコブ 3-2

舌は火であり、不義の世界です。舌は私たちの器官の一つですが、からだ全体を汚し、人生の車輪を焼き、そしてゲヘナの火によって焼かれます。
ヤコブ 3:6

ゆえもなく私を憎む人々が目くばせしないようにしてください。
彼らは平和を語らず、地の平穏な人々に、欺きごとをたくらむからです。
彼らは私に向かって、大きく口を開き、
「あはは、あはは。この目でみたぞ」と言います。
主よ。あなたはそれをご覧になったのです。
黙っていないでください。
わが主よ。私から遠く離れないでください。

詩篇 35:19ー22

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イラスト作成:漫画家「霧」。無断転載厳禁