2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

外資で働く(30)-Grand Parent Principle

外資系企業に入社して気づいたのは、処遇制度の基本的な考え方は日本企業とそれほど変わらないということだった。日本で事業を行い、優秀な日本人を惹きつける為には、退職金のような長期的インセンティブが必要だし、短期的成果に報いるボーナスも必要だか…

外資で働く(29)-Drama Queen

外資系企業に来てから、"Drama Queen"(または、"Drama King")なるものの存在を知った。 "Drama Queen"とは、「ドラマのヒロインのように芝居がかった行動を取る人、物事に対してオーバーリアクションを取る人、些細な 事柄をさも大事のように誇張して語る人…

外資で働く(28)-ヘッドカウント(Headcount)

外資系企業に入って感じたのは、人員管理が日本企業よりも厳格だということであった。 年度毎の予算を立ててグローバル本社の承認をもらうプロセスの中で、人員データはPLデータと並んで重要なものであり、「営業、マーケティング、製造、人事、経理・・・」…

外資で働く(27)-会議での発言

会議とは、あるテーマについて議論を交わし結論に導くための場である。十人以上の規模になると、一方的な伝達の形にならざるを得ないこともあるが、原則は議論するための時間である。人の話を一方的に聞くだけなら、内容を社内イントラに載せたり、メールで…

新「会社人間主義」-雑談のイニシアティブ

私が、快活に、ざっくばらんに、大胆に話していると、やがてはあまりに率直すぎ、調子に乗りすぎてしまうのである。 ヘンリー・ミラー 「南回帰線」 (新潮文庫) 会社では雑談をするにも暗黙のルールがある。仕事もろくに出来ない新米や若手が勤務時間中に…

外資で働く(25)-貢献のBreakeven Point

外資系企業に転職したとして、最初の3ヶ月程度でどれくらいキャッチアップできるかが、その会社で生き抜いて行けるかどうかの分かれ目になる。 2005年、ニューオリンズで開催されたSHRMで、ハーバード大学教授のMichael Watkinsのセミナーを受け、彼の…

外資で働く(24)-人材開発プログラム

外資系企業においても、人材開発の重要性は日本の伝統的企業と変わらな い。ただし、外資系に共通する特徴がある。 第一に、人材開発のグローバル共通の方針は、グローバル本社で決めら れる。ただし、グローバル本社で関心があるのはサクセッションプラ ン…

トレンドボックス、日本商工会議所、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」

日本商工会議所のトレンドボックスに載っている、拙著、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」の紹介をご案内いたします。 http://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2017/0725154514.html トレンドボックス […

労政時報WEB書評、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」

労政時報WEB版のJin-jourに拙著、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」のBook Reviewが載っていますので、ご案内いたします。 https://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=71029 BOOK REVIEW ― 人…

日刊工業新聞の書評、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」

2017年12月19日の日刊工業新聞に、拙著、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」の書評が掲載されましたのでご案内いたします。

『産業訓練』書評、グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート

『産業訓練』(日本産業訓練協会)に、拙著、「グローバル展開企業の人材マネジメントーこれだけはそろえておきたい英文テンプレート」の書評が掲載されましたのでご紹介いたします。